2023.09.24
COLUMN
中高齢をデジタル人材に 厚労省、企業でインターンから思うこと。
中高年を対象に厚労省がデジタル関連の企業に長期インターンシップの形で働くことを支援するようだ。
これは、2030年時点で最大80万人ほどIT人材が不足するための措置だという。
仕組みとしては、国が人材サービス会社に委託して、人材サービス会社が雇用してデジタル関連
企業に派遣する。また、各企業にはメンターを設置して相談できる体制を整備する。
この記事を見て思うことは、インターン期間中は、対象者の高年齢者にとって雇用が安定する
ので好ましい。ただ、国が委託会社にどこまで人件費の補助ができるのか不明なのと、どのくらいの期間補助できるのかも不明。
この制度で一番いいゴールは、人材サービス会社から完全にインターン会社に雇用が移る
ことであるが、結局は、高齢者の変化への意欲が一番重要であり、あとは、メンター制度が
しっかり機能するかが成功へのカギになるように思う。