2024.11.24
NEWS
言い方がきつい管理職への対応(ハラスメント)
質問:ある部門の管理職の中に言葉遣いが乱暴な人がいます。何人もの部下が「言い方がきつい」と感じていたようで、その話が人事部門に噂として伝わってきました。
正式なハラスメントの相談があったわけではないのですが、こうしたケースでは、どのように対応すればよいでしょうか。
回答:ハラスメントとまではいえないかもしれませんが、複数の社員が同じように感じているというのは、職場環境としては良い状態とはいえません。
いずれハラスメントの訴えにつながる可能性もあります。管理職と話をして、大きな問題になる前に、言い方を見直してもらうことが 重要です。
①口癖のようになっているケースも
ある会社の管理職の例ですが、その人は、「バ カ」という言葉を枕詞のように頼繁に使ってい ました。
「バカ、早くやれ」、「何やっているんだ、バカ」「バカ、これじゃダメだろ」などなど。 ところが、本人はそのことにまったく気がついておらず、周囲の人から指摘されて初めて 「えっ、そんなにしょっちゅうバカって言って いた?」と気づいたようです。
その管理職に悪気はなく、口癖のようになっていたのです。
しかし、部下の人たちは、しょっちゅう「バカ」と言われるので「嫌だな」と思っていた 人もいるようです。
自分がどんな言葉を多用しているか、どんな 言い方をしているかということは、案外わかっ ていないものです。
よって、ハラスメントに該当するかどうかわからない ケースであっても、人事部門から現状を伝えることは重要と考えられます。
②情報として現状を伝える
伝え方は難しいですが、ありのままに「現状とこの先に起こり得ること」を情報の一つとして伝えて、管理職の方に考えてもらうのがよいのではないでしょうか。
大きな問題にならないうちに、気づきを促し て、言い方を含めて見直してもらうことが大切です。
③職場環境を良好にする責任もある
管理職の方が自分の言い方に気がついていなくて、単に口癖のようになっていただけの場合には、これを機に少し気をつけてもらえる可能性があります。
複数の人が「言い方がきつい」と感じているような場合は、職場環境にも何らかの悪影響が出ていると考えられます。
職場環境を良好に保つ ことも管理職の重要な仕事であるということを認識してもらうことが必要です。
